新入社員が教わるビジネスマナー【言葉遣い・電話応対】

雑記

カンファーです。

今回は社会人になって新入社員がまず研修で教わるビジネスマナーについて書いていこうと思います。
私も新入社員研修で受けたので、自分の復習の意味も込めて学んだことをまとめていきます。

この記事は
・社会人としてすでに働いている方
・アルバイトをしている学生やパートをしている主婦の方
・来年から社会人になる予定の方

の参考になればと思います。

それでは、いってみよう~

言葉遣い

最初は言葉遣いについてです。

話す人

敬語の必要性

まず、なぜ敬語が必要なのか?について書いていこうと思います。

相手との関係性を言葉で表すのが、敬語になります。
関係に上下がある場合には、必ず敬語を使った方がいいでしょう。(上司、取引先など)

そして年上の方に敬語を使用すると、相手は敬意を払ってくれていると受け取ります。
しかし年下(年次が上も場合)や後輩でも一応敬語を使った方が無難かなと私は思います。
現に部長や自分の課の課長からは敬語で話しています。
そのため、仕事においての言葉遣いは、敬語が基本です。

敬語について再確認し、使えるようにしておきましょう。

敬語の種類

敬語には3種類あります。

尊敬語…相手の動作を高めることで、相手に対しての敬意を表す
謙譲語…自分の動作をへりくだることで、相手に対する敬意を表す
丁寧語…丁寧な言葉遣いによって、相手への敬意を表す

では、この3種類の敬語はどのように言葉を変えれば出来るのかみていきましょう~

尊敬語・謙譲語

尊敬語や謙譲語に変える方法は、2つあります。

言葉を加える付加形式
「~れる」「~られる」を付ける
例: 「言う」 → 「言われる」
「お(ご)~になる」を付ける
例: 「聞く」 → 「お聞きになる」

言葉を変える変換形式
例: 動詞の変換

普通語尊敬語謙譲語
行くいらっしゃる伺う 参る
来るいらっしゃる伺う 参る
いるいらっしゃるおる
言うおっしゃる申す
聞く伺う
会うお目にかかる
するなさるいたす
見るご覧になる拝見する
食べる召し上がる頂く

ビジネスで使用する慣用句

仕事では、仕事用の言葉を使用します。ビジネス慣用句を覚えましょう。

日常での使用方法ビジネス慣用句
~さん お客さん~様 お客様
あの人あちら様、あちらの方
自社弊社、当社、私共
相手の会社(銀行、病院)御社、貴社(貴行、貴院)
後で後程
さっき先程
今回この度
あっち、こっち、そっちあちら、こちら、そちら


クッション言葉

相手に依頼したり断ったりする際には、クッション言葉を使うと柔らかい言い方になります。
多くの種類を日常で使えるようにしておきましょう。


◆ 恐れ入りますが
◆ お手数をおかけいたしますが
◆ ご迷惑をおかけいたしますが
◆ よろしければ
◆ ご面倒でなければ
◆ 申し訳ございませんが
◆ お差支えなければ

好感度の高い表現

好感度の高い表現を覚えて、使えるようにしましょう。

日常での使用方法高感度の高い表現
ごめんなさい申し訳ありません 失礼いたしました
何の用ですかどのようなご用件でしょうか
~はいません~は席を外しております
言っておきます申し伝えます
どうしますかどのようになさいますか
了解しました承知しました かしこまりました
ご苦労様でしたお疲れ様でした お疲れ様でございました
~様でございますね~様でいらっしゃいますね

電話応対

続いては電話応対についてです。

電話応対している女性

電話の応対例

電話に出る

・受ける 「はい。(会社名)(名前)でございます。」
・かける 「(会社名)の(名前)と申します。いつもお世話になっております。」
・受ける 「(会社名)の(名前)様でいらっしゃいますね。いつもお世話になっております。」

電話を取り次ぐ

・かける 「恐れ入りますが、課長の○○様はいらっしゃいますでしょうか。」
・受ける 「課長の○○でございますね。かしこまりました。少々お待ちいただけますでしょうか。」
・かける 「おねがいいたします。」

電話を取り次げない場合(すぐ戻る)

・受ける 「大変申し訳ございません。あいにく○○は席を外しております。〇時には戻る予定ですが、戻り次第○○よりご連絡を差し上げましょうか。」
・かける 「そのようにお願いいたします。」
・受ける 「恐れ入りますが、念のため(相手のお名前)様のご連絡先を伺えますでしょうか。」
・かける 「連絡先は、□□・・・・・・・でございます。」
・受ける 「復唱いたします。ご連絡先は、□□・・・・・・・・でございますね。」
・かける 「左様でございます。」
・受ける 「私、(自分の名前)が承りました。○○に申し伝えます。」
・かける 「よろしくお願いいたします。それでは、失礼いたします。」
・受ける 「お電話ありがとうございました。失礼いたします。」

電話を取り次げない場合(すぐ戻らないとき)

・受ける 「大変申し訳ございません。あいにく○○は外出をしておりまして、本日は戻らない予定でございます。いかが致しましょうか。」
・かける 「それでは、恐れ入りますが伝言をお願いできますでしょうか。」
・受ける 「かしこまりました。ご用件をお願いいたします。」
・かける 「△△・・・・・・・と、お伝えいただけますでしょうか。」
・受ける 「ご用件を確認いたします。△△・・・・・・・・でございますね。」
・かける 「左様でございます。」
・受ける 「私、(自分の名前)が承りました。○○に申し伝えます。」
・かける 「よろしくお願いいたします。それでは、失礼いたします。」
・受ける 「お電話ありがとうございました。失礼いたします。」

携帯電話のマナー

不用意な使用は周囲の迷惑になると共に、情報漏洩にもつながることを心得ましょう。

携帯電話使用時のポイント

◆ 周囲の迷惑になる場所、声の音量に気を配る
◆ 会社の携帯電話を私用で使わない
◆ 固有名詞、会社や仕事の内容を含む話は、絶対に他者の耳に入らないようにする
◆ 着信音はビジネス仕様にする
静かな場所で電話を掛ける
非通知設定で電話を掛けない

まとめ

今回は新入社員が覚えるべきビジネスマナーについて言葉遣いと電話応対に分けてまとめてみました!

もちろん、新入社員だけではなく、社会人やアルバイトの方でも覚えるべき大事なことです。

今回書いたことは、学生や主婦の方々も明日からすぐに活かせることもでき、これから社会人になる人も予習になったと思います。

私もまだ完璧に出来ているわけではないのでしっかりできるように頑張ります!

読んでいただき、ありがとうございました。

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